【高松宮記念】ドリームバレンチノ 脚取り良し、ラスト13秒1

[ 2013年3月21日 06:00 ]

ドリームバレンチノは松山騎乗で追い切る

 ドリームバレンチノは4週連続で松山が手綱を取って坂路で単走。水分を含んだ馬場でも、しっかりした脚取りで駆け上がった。上がり重点に気合をつけ、ラスト13秒1(4F55秒2)。「馬場状態を考えれば動きは良かった」と、主戦も感触十分だ。

 昨秋のスプリンターズSで3着。ただ、松山は満足していない。「頑張ったと言ってもらえるが、勝てると思っていたので悔しかった」。今回も当然、ロードカナロアへの気後れはない。「凄く強い馬。ただ、バレンチノも負けないくらいの馬だと思う。チャンスはある」

 加用師は「及第点の追い切りができたし、スプリンターズSの時より、いい状態で出せそう」と調整に満足げ。松山についても「ビッグタイトルを手にして、大きく育ってほしい」と期待した。若手の思い切った騎乗が大逆転を現実にするか。

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2013年3月21日のニュース