【先週の3歳戦】共同通信杯Vメイケイペガスター 脚質に幅

[ 2013年2月12日 06:00 ]

 クラシックの登竜門、共同通信杯はメイケイペガスターがV。もともと、末脚の良さは際立っていたが、これまでとは一転、先行策での重賞V。脚質に幅が出たのは大きな収穫だ。馬体から漂うスケールに見合う走りをついに見せ、今後が楽しみになった。

 クイーンCはウキヨノカゼが、そつのない取り口で快勝。自在性があって、注文が付かない。今後は桜花賞へ直行の見込みだ。馬混みや輸送競馬を経験していない点がポイントだが、本番でも注目したい。

 デビュー前から注目を集めたサトノノブレスが2勝目。楽勝だったが、岩田によれば「まだ、ギアが入りきっていない」とのこと。さらに進化する余地がある。今後は若葉Sで出走権を狙い、クラシック参戦をもくろむ。この世代、ディープインパクト産駒の重賞勝ち馬がまだいない。この馬が、重賞に最も近い存在と言える。

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2013年2月12日のニュース