【フェブラリーS】G1優勝実績&ノッてる5歳馬グレープ怖いぞ~

[ 2013年2月12日 06:00 ]

前走・東海Sを快勝し、勢い十分に本番へ臨むグレープブランデー

 フェブラリーSは比較的傾向がはっきりしているレース。過去10年の結果から勝ち馬を探る。

 (1)ダート実績 勝ち馬10頭中9頭までがダートG1連対歴があった。唯一の例外は4歳で勝った05年メイショウボーラー。同馬もダート重賞は勝っており、同様に重賞Vのある4歳馬イジゲンはセーフ。また、ダート未経験馬は過去【0・0・1・14】。NHKマイルC勝ち馬のシンボリインディ(9着)、グランプリボス(12着)など芝G1馬も“砂の洗礼”を浴びている。カレンブラックヒルとガルボはデータ的には真っ先に脱落する。

 (2)前走成績 ダート馬は好調が持続する一方、いったん落ち込むと巻き返しが難しい。勝ち馬10頭は全て前走も3着以内に好走していた。08年Vのヴァーミリアンは川崎記念で出走取消だったが、その前が東京大賞典1着だった。近4年は2、3着馬も前走3着以内。エスポワールシチー、タイセイレジェンド、テスタマッタあたりの逆襲は疑問だ。

 (3)ステップレース 勝ち馬は前走でジャパンCダート、東京大賞典、川崎記念、根岸S、平安S(今年は東海Sが該当)のいずれかを使っていた。2着まで広げても例外は09年2着のカジノドライヴだけ。カペラS以来となるシルクフォーチュンには厳しいデータだ。

 (4)年齢 4、5歳が各4勝で、6歳が2勝。7歳以上はG1となった97年以降1度も勝っていない。ここまでで残っているのはグレープブランデー、セイクリムズン、ワンダーアキュートの3頭だが、セイクリムズンとワンダーアキュートは7歳馬。11年ジャパンダートダービーの勝ち馬グレープブランデーが完全復活を遂げる!

続きを表示

2013年2月12日のニュース