【東海S】息を吹き返した実力馬、タカオで矢作師連続Vだ

[ 2013年1月18日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=17日】年明け2週を終えて矢作厩舎が5勝。先週の日経新春杯はカポーティスターが格上挑戦で勝って重賞初制覇。今週は東海Sにタカオノボル、AJC杯にマカニビスティーと重賞に2頭がスタンバイしている。柏原が厩舎に向かうと、ちょうどタカオノボル担当の甲斐助手が。「この勢いに乗っていきたいね」と切り出した。

 前走・初夢S快勝でオープン入り。一時は2桁着順に悩んだ実力馬がようやく息を吹き返した。「賢い馬。調子を落とした時に走って、一時的に走ることが嫌になったのだと思う。今は大丈夫。ここ2戦、走りそうな感じがしていた」。追い切りは坂路で4F55秒5~13秒8。時計は目立たないが、「もともと稽古では動かないタイプ。この馬にしては、よく動いている方」と好調をアピール。厩舎の2週連続重賞Vへ。期待の大きさがストレートに伝わった。

続きを表示

2013年1月18日のニュース