【AJC杯】藤沢和師「ルルーシュのモタモタ気にするな」

[ 2013年1月18日 06:00 ]

ルルーシュを管理する藤沢和師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、AJC杯にルルーシュを送り込む藤沢和師を直撃した。

【AJC杯】

 ――ルルーシュの前走(有馬記念8着)は前々走(アルゼンチン共和国杯1着)から12キロ増(514キロ)。前々走が減っていた(16キロ減)から問題なかった?

 藤沢和師 それにしても少し余裕があったかもしれない。中間、それほど楽をさせたつもりはなかったが。

 ――直線入り口では先頭に立とうかという競馬。

 結果的に差し、追い込み勢が上位を独占。G1で相手も強い中、先行して唯一、よく踏ん張っていた。

 ――中間の調教は?

 年末年始を挟んだが、しっかり乗り込んでいる。体もスッキリしてくるはず。

 ――最終追い切りは少し遅れた?

 モタモタしたのは事実。ただ、変に掛かったり気負うよりはいい。もともと、それほどびっしりやるつもりではなかった。ちょうどいいんじゃないかな。

 ――手綱を取ったマクドノー騎手は、ウッドチップがあまり好きではなさそうと言っていた。

 それはあるかもしれない。その意味でも、最終追いの動きは気にしなくていい。

 ――頭のいい馬とも言っていた。

 先週、他の馬に近づいて、掛かるような感じになってしまった。それを踏まえてか、今週は近づこうとしなかった。そのあたりの雰囲気を感じて、そう言ったのだろう。実際、クレバーな馬だと思う。

 ――ここは実力的に勝ち負け?

 当然、そう思って送り出す。京成杯のフラムドグロワールは1週延期になったが、こちらも元気そのもの。日、月ともいい競馬をしてくれると信じている。

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2013年1月18日のニュース