【JCダート】トランセンド7番 逃走3連覇へ陣営は安ど

[ 2012年11月30日 06:00 ]

 3連覇に挑む王者トランセンドは7番に決定。10年は3番、11年は16番枠から逃げ切った。安田翔助手は「最近はズブくなってきているので、昨年のような枠だと厳しいが、ここならぎりぎりいいところ」と安どの表情。今年も展開の鍵を握る。同助手は「今回はハナを主張してもらうつもり」と意気込んでいた。

 藤原英厩舎は姉弟の2頭出し。姉ミラクルレジェンドは3番に入った。田代助手は「内が欲しいと思っていた。ここならロスなくいける」。ダート6連勝中の弟ローマンレジェンドは10番。「特にゲートに問題がある馬じゃないけど、後入れの偶数はいい。自在性があるので流れには左右されない」と、勢いに乗ってダート界の頂点を狙う。

 昨年2着のワンダーアキュートは12番。佐藤正師は「去年は(発馬直後に)つまずいたけど、後入れの偶数ならスタートも決めやすい」とリベンジを誓った。3年ぶりのVを狙うエスポワールシチーは4番に。安達師は「偶数がいいと思っていた。スムーズに行けそうだし、出たなりの競馬をしてもらうつもり」と、手綱を取る武豊に託した。

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2012年11月30日のニュース