【エ女王杯】イマージン 前走4着も太宰「根性再認識」

[ 2012年11月9日 06:00 ]

調教を終えたフミノイマージンを迎える本田師(右)と太宰

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」はエ女王杯でフミノイマージンに騎乗する太宰騎手を直撃した。

 ――フミノイマージンですが最終追い切りはノータッチ。

 太宰 ただスタッフからは調教も動いて、引き続き具合はいいと聞いているので状態面に関しての心配はしていません。

 ――前走(京都大賞典4着)はその前からプラス8キロの484キロ。

 仕上がりは良かったので数字ほど太いという感じはありませんでした。

 ――デビュー当初は450キロを割ることもあった。

 それだけ成長しているということだと思います。実際、幅が出て力強くなっていると感じています。

 ――スタートから無理せず後方へ。

 この馬のスタイルで走らせました。抑えていけば末脚を発揮できますので。

 ――最初のコーナーまでは少し行きたがるそぶり。

 問題視するほどではありませんでした。向正面ではばっちり折り合ってくれましたから。

 ――4コーナーでは外へフラれてしまった。

 内からぶつけられて少しひるんでしまいました。その分、外へ行ってしまいました。

 ――直線でも狭くなった。

 それでも差のない4着まで追い上げました。並の牝馬なら差を詰めることはできないと思います。根性があると再認識しました。

 ――昨年のエリザベス女王杯は8着といえ、1、2着馬に次ぐ上がり3Fの時計をマーク。

 それも皆が内へいく中、フミノイマージンは外を回ってのものでした。流れが向かなかったので届かなかったけど、あらためて力があると思いました。

 ――京都の実績がいまひとつ(7戦2勝)。

 たまたまだと思います。コースや距離の2200メートルに関しては全く心配していません。

 ――馬も騎手もG1初勝利がかかる。

 応援してくださる方がたくさんいることも分かっているので、好結果を出せるように力が上だと信じて乗りたいです。

続きを表示

2012年11月9日のニュース