【マイラーズC】淀が合うマイル王 アポロン絶好舞台

[ 2012年4月20日 06:00 ]

<マイラーズC>昨年のマイルCS覇者のエイシンアポロン

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」はエイシンアポロンの松永昌博師(58)に迫った。

 ――エイシンアポロンですが筋肉痛を発症し中山記念、ドバイ遠征を断念。この中間は?

 松永昌師 すぐに放牧に出し、十分に完治するのを待ちました。約1カ月前に厩舎に戻し、その後は順調にここまで至っています。

 ――最終追い切りは坂路で4F51秒1。ラスト1Fも12秒5で駆け上がりました。

 調教はやればやるほど動ける馬なので、今回も動き自体は良かったです。

 ――手綱を取った池添騎手はなんと言ってました?

 馬場が悪い割には動きが良かったし、最後まで余裕もあったと言っていました。それなりに手応えはつかんだようですよ。

 ――追い切りをみた感じでは仕上がっていると?

 一頓挫あって久々の競馬ですから多少太め残りかな?というのはあります。でも、それにしては良い動きだったということです。

 ――前走(マイルCS1着)を振り返ってください。すんなり先行しました。

 状態も良かったし、ジョッキーも前半からうまくコントロールしてくれました。

 ――着差(首)以上に完勝と言える内容。

 前はつかまえられる勢いだったし、後ろからかわされるようなシーンもありませんでした。強い内容だったと思います。

 ――今年からマイラーズCが京都になったのは好材料?

 阪神のようにゴール前に急坂があるよりも、京都の方が合うでしょうね。実際、G1を勝っている舞台で走れるのは良いことだと思います。

 ――なんといってもG1ホース。

 恥ずかしい競馬はできないし、しないと信じています。前走みたいな形で競馬ができれば、いい勝負ができるでしょう。

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