【チューリップ賞】ジェンティル 発熱影響なし

[ 2012年3月1日 06:00 ]

 ジェンティルドンナは坂路でアダムスピーク(弥生賞出走)と併入。初騎乗の岩田は「乗り味は最高」と話し、石坂師は「思いのほかしっかりとした動き」と手放しで称賛した。前走前は坂路で併走遅れ。攻め駆けしないタイプが、確かな進境を見せている。気になるのは中間にあった発熱のアクシデントだが「最悪、1週間延ばしてのフィリーズレビューも考えた。影響はないとは言い切れないけど、いけるという感触。体つきは影響を感じさせない」とトレーナーは言葉を選びながら感触を伝えた。

 本番を前に、早くもジョワドヴィーヴルと激突。相手が2歳G1勝ち馬でも、石坂師は一歩も引かない。「本番と同じ舞台だから狙っている馬が出てくるのは当然。ここはジェンティルにとってもステップとして一番いい。(決着は)次で…という声もあるでしょうが、一緒に競馬します」その心意気や、よし。前哨戦を無風では終わらせない。

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2012年3月1日のニュース