【チューリップ賞】白人男性が一目ぼれの血が花咲くか

[ 2012年3月1日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=29日】調教スタンド2階に長身の白人男性がいた。チューリップ賞出走ハナズゴールの馬主マイケル・タバート氏(37)で、愛馬の調教を見に来た。仙波が取材を申し込むと快く受けてくれた。「ハナズゴールは馬体に一目ぼれして購入しました。前走いいレースをしてくれたので、すぐここへ挑戦しようと思った」。在日17年で、アクセントがはんなり京都がかった達者な日本語。現4歳世代から馬を持ち、2年目での重賞初出走。「前走のような末脚を使ってくれれば楽しみ」。心浮き立つ週半ばだろう。

 02年にJRAで3戦1勝の戦績を残したオーストラリアからの持ち込み馬ムーンロケット(父ザビール)を、オーストラリアに“逆輸出”して種牡馬入りさせたこともある。オレハマッテルゼ×母の父シャンハイという渋い血筋がチューリップ賞で“花咲く”か。

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2012年3月1日のニュース