【弥生賞】ベストディール回避 皐月賞直行へ

[ 2012年3月1日 06:00 ]

<弥生賞>追い切り後、ベストディールを見る国枝調教師(左)と蛯名(左から2人目)

 京成杯の勝ち馬で、弥生賞でも有力馬の1頭だったベストディール(牡=国枝)が同レースを回避、皐月賞(4月15日、中山)へ直行することとなった。29日朝、蛯名を背に追い切り、僚馬2頭を相手に1馬身先着。しかし、動きに物足りなさを感じた蛯名と国枝師が話し合い、オーナーサイドに了解を得た上で回避を発表した。

 国枝師は「体を使った走りができていないと騎手が言っている。前走の疲れが取り切れていないのかもしれない。無理をする必要もないので皐月賞に向かいたい」とコメント。蛯名も「滑らかだった前走前の感じがない。ぎくしゃくしているし、しっくり来ない。出れば人気になるし、やめることも1つの決断だろうから」と語った。

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2012年3月1日のニュース