【弥生賞】痛快フェノーメノ!!5馬身差先着

[ 2012年3月1日 06:00 ]

<弥生賞>ウッドチップコースで追い切るフェノーメノ

 小雪が舞う中、フェノーメノがWコースで躍動した。4馬身追走したベストアンサー(5歳500万)をラスト600メートルで早くも並びかけると、直線は内に入って馬なりのまま5馬身突き放した。

 戸田師は「無理せず馬なりでいい感じだった。前走を使ってから随分良くなったね。体が締まって動きもシャープになってきた」と成長を口にする。前走(500万)で負かした2、3着馬は、共同通信杯で3、4着に好走。力の比較から重賞でも十分通用するはずだ。

 不安材料を挙げるとすれば唯一、敗れている中山の舞台。暮れのホープフルSは7着に敗れたが、指揮官は悲観していない。「直線は行き場がなかったし、位置取りと展開かな。競馬は上手だし力をつけているので、中山の坂も苦にすることなく脚を使える」と初重賞制覇へ手応えありだ。

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2012年3月1日のニュース