【朝日杯FS】クラレント平凡時計も“大丈夫”

[ 2011年12月15日 06:00 ]

<朝日杯FS>坂路で併せ馬で追い切るクラレント(右)

 東スポ杯2歳S13着からの巻き返しを期すクラレントだが、坂路追いで思わぬ遅れを喫した。小牧を背にレッドブレイゾン(2歳新馬)と併走スタート。大きなフットワークを繰り出し、残り200メートルでハミを掛けたところまでは良かったが、そこから僚馬がグッと前へ。左ムチ3発で抵抗したが半馬身遅れた。時計は4F53秒1~1F13秒8だった。

 「感心できるタイムではないが時計の掛かる馬場状態だったことは確か。もともと攻め駆けしないし体調が悪くて時計を要したわけではない」と橋口師は遅れを気にしていない様子。「前走は放馬に加えて不良馬場。結果は度外視している。新馬、デイリー杯2歳Sを見る限り、馬群にいてもへっちゃら。あんな競馬を今回もイメージしている。後は中山のトリッキーなコースにどう対応するかだけ」と指揮官はレースを見てくれと言わんばかりの口調だった。

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2011年12月15日のニュース