【朝日杯FS】トウケイヘイロー合格12秒8

[ 2011年12月15日 06:00 ]

<朝日杯FS>CWコースで併せ追い切るトウケイヘイロー(右)

 トウケイヘイローは黒岩(レースは後藤)を背にCWコースでキネオピューマ(2歳新馬)を4馬身追走。4コーナーで追いつき、直線で馬体を併せたが、残り100メートルで内の僚馬が前へ。無理に追いかけず、ゴールでは1馬身遅れた。時計は6F79秒1~1F12秒8と合格レベルだった。

 「既に十分なテンションなので、びっしりやる必要はなかった。相手も動くし遅れを気にする必要はない」と黒岩は納得の表情。「前走(くるみ賞1着)から間隔は空いたが、この動きなら大丈夫」と太鼓判を押した。

 「いい時計だった。前走後は、ここを目標に短期放牧に出したが、乗り込んでいたし体はしっかりできている」と清水久師は予定通りの仕上がりに手応えをつかんだ様子。「距離が鍵になるが、今の状態の良さならこなしてくれるはず」と期待を込めた。

 09年開業の同師は記念すべきG1初挑戦だが「特に思うところはなく、平常心で臨める。それより内枠が欲しいね」と感慨より実戦モードだった。

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2011年12月15日のニュース