【日本ダービー】オルフェ内寄り5番に「いい枠」

[ 2011年5月27日 06:00 ]

<日本ダービー>引き運動で調整するオルフェーヴル

 【枠順泣き笑い・栗東】皐月賞馬オルフェーヴルは願い通りの内寄り5番を引き当てた。川合助手は「いい枠。前に壁ができるし、ロスなく運べる」とホッとした表情。「皐月賞のパドックでは、大歓声の中でも落ち着いて周回できていたからね」と精神面の成長を強調した。

 サダムパテックは1枠2番。「朝から1枠が当たる気がしていた。ここのところ内枠が勝っているみたいだし、いい枠」と西園師。ベルシャザールは4枠7番。「ペースを握る馬が見当たらないからね。今年ほど1、2角を10番手以内で回っていきたいと思ったことはなかった。ここなら内側で1角に入って、後藤君の意思で動ける」と松田国師は大歓迎だ。デボネアは6枠11番。中竹師は「いいね。(避けたかった)外枠が当たらないあたりが“持ってる”ね」と安どしていた。

 トーセンラーは7枠15番。ここのところG1で外枠続きの藤原英師は「また外か。内が欲しかっただけに非常に残念」とやるせない心境を吐露した。そして「レースに関しては乗り役と相談して決める」とした。同馬主のトーセンレーヴがすぐ外の16番。川合助手は「外枠でも道中で自分の思い通りの位置に付けられれば」とプラスに捉えていた。

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2011年5月27日のニュース