【ダイヤモンドS】コスモヘレノス盾獲りへ仕切り直し!

[ 2011年2月17日 06:00 ]

セレスマジェスティ(奥)と併せ追い切るコスモヘレノス

 ダイヤモンドSの追い切りが16日行われ、暮れのスポニチ賞ステイヤーズSを制したコスモヘレノスはWコースでセレスマジェスティ(4歳500万)との併せ馬。道中は3馬身追走し、直線で内へ。力強い脚さばきできっちり半馬身先着した。菊川師は「時計(6F85秒6)もちょうどいい。前走後は短期放牧に出たが、放牧先でも緩めず乗っているし、きょうの動きも良かった」と穏やかな表情だ。

 重賞初制覇の余勢を駆って挑んだ前走・日経新春杯(12着)は中団を追走したが直線は伸びを欠いた。ルーラーシップ、ヒルノダムール、ローズキングダムとG1級の強豪の壁が厚かった。指揮官には「枠順も外(12番)だったしゲートでは少し出負け。道中のペースも速かったし、やむを得ない面もあった」と落胆の色はない。

 今回は距離が一気に1000メートル延びて3400メートル。ステイヤーズSで披露した強じんなスタミナを生かせる絶好の舞台だ。「距離が延びた方が競馬しやすいのは確かだし、重量負けする馬じゃないのでハンデ56キロも問題ない。春の天皇賞(5月1日、京都)に向けて、いいレースができれば」と師は大目標を見据え、好結果を望んでいた。

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2011年2月17日のニュース