【フェブラリーS】ダイシンオレンジ半馬身遅れも合格点

[ 2011年2月17日 06:00 ]

CWでトラストワン(左)と追い切るダイシンオレンジ

 平安Sの覇者ダイシンオレンジは川田を背にCWコースでトラストワン(3歳500万)を3馬身追走。スムーズに外に出し、いっぱいに追われて半馬身差まで迫ったが、そこからパートナーを抜き切れず、半馬身遅れのゴール。時計は6F80秒3~1F12秒7だった。

 庄野師は「追走した上に外を回したので遅れたことは気にしていない。疲労が残ってもいけないので、このくらいで十分」と合格点。「ここに来て体質が強くなり、どんどん攻め馬ができるようになった。この馬、まだ伸びしろはあるよ」と6歳にしてまだ成長の余地があることを強調した。

 今回は初めての東京コース、関東圏輸送と未経験の要素が多い。「G1でメンバーも一気に強化されるからね。とはいえ競馬が上手なことも確か。自分の力を出し切って、どこまでやれるか」。挑戦者の気持ちで向かっていく。

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2011年2月17日のニュース