【きさらぎ賞】マーべラスカイザー「体長は凄くいい」

[ 2011年2月2日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=1日】きさらぎ賞に出走予定のマーベラスカイザーを担当する古川厩務員はかつて大沢厩舎で父マーベラスサンデー、母マーベラスウーマンを担当。両親だけでなく、その子にも携わるというのはあまり聞いたことがない。「寒いから、まあ中に入りや」。厩舎を訪ねた柏原は大仲(厩舎控室)に招かれ、じっくり話を聞いた。

 「マーベラスクラウン(94年JC勝ち)とマーベラスサンデー(97年宝塚記念勝ち)を同じ時期に担当していて、その後に入ってきたのがマーベラスウーマン。ウーマンは未勝利で終わったけど稽古はめちゃくちゃ動く馬だったなあ。俺にとってカイザーは孫みたいなもんだよ」。昨秋の京都2歳Sでオープン勝ち。現状はまだ粗削りでも潜在能力は高い。「前走(シンザン記念6着)は掛かってしまったね。体調は凄くいいからスムーズな競馬さえできれば」。そう言うとカイザーの顔をなでた。

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2011年2月2日のニュース