【東京新聞杯】ショウワモダン取捨は悩みどころ

[ 2011年2月2日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=1日】ショウワモダンに昨春の安田記念Vの再現はあるか。60キロを背負う東京新聞杯に登録した杉浦師の胸中を知りたくて、小田は開門から約1時間半後に北馬場に向かった。50歳の今も調教に騎乗し、管理馬を把握する杉浦師の束の間の“休息”がこのタイミングだからだ。モダンは昨年5月のメイSで59キロで楽勝した実績もある。力を出し切れば、克服するシーンがあるのでは?師の答えは「(騎手時代に騎乗した)ダイナレターは62キロでも勝ったけど。59キロまではともかく、60キロとなると結構きつい。特にゲートに影響が出る。勢いに乗っちゃえば問題ないけどね」

 では、完全に白旗!?「昨秋と違い、いい意味でうるさいことはうるさいんだ。少なくとも“気持ち”の問題じゃない。あとは中身。戻っていれば、重量には強い馬だし…」。小田は師の微妙な言い回しに、頭を悩ませていた。

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2011年2月2日のニュース