【船橋・グランドマイラーズ】逃走ウィッシュ重賞初V

[ 2010年6月10日 06:00 ]

重賞初制覇を飾ったディアーウィッシュ

 南関重賞「第13回京成盃グランドマイラーズ」が9日、船橋競馬場で行われ、2番人気の地元馬ディアーウィッシュが逃げ切り。3連勝で重賞初挑戦初制覇を飾った。「枠も内(3番)だったし(ハナに)行った方がもまれず、持ち味も出る」と判断した主戦・今野に導かれ独り旅。直後のヴァイタルシーズを振り切ると、末脚を伸ばした1番人気トーセンアーチャーを3馬身封じる完勝だ。中央1000万からの移籍後4戦でのタイトル獲得に今野は「利口でセンスがいい。格下(A2)だったので胸を借りるつもりだったけど内容が良かったし、まだ強くなると思う」と振り返る。約1年ぶりの重賞Vとなった出川克師も「次走は白紙だが、まだまだいけそうな手応えがあります」と笑顔を見せた。

 ◆ディアーウィッシュ 父クロフネ 母メインタイトル(母の父ラーイ)牡6歳 船橋・出川克己厩舎所属 馬主・依田貢氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績35戦6勝(南関東4戦3勝) 総獲得賞金6712万4000円。

 ▼2着トーセンアーチャー(坂井)直線も伸びているが、まだピリッとしない。これから良くなってくると思う。
 ▼3着ヴァイタルシーズ(水野)ペースが落ち着いたし、前走のように競られずに行けたのが良かった。
 ▼4着ハチマンダイボサツ(町田)最後までしっかり伸びているし、牝馬同士なら大きいところを狙えると思う。

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2010年6月10日のニュース