【CBC賞】夏を待っていた2頭、いざ京都へ

[ 2010年6月10日 06:00 ]

 【東西ドキュメント 美浦=9日】春のG1戦線を戦った馬が続々と放牧に出されていくのと入れ替わりに、夏競馬に照準を合わせていた馬たちが活気づく季節。CBC賞に出走するアポロフェニックスも、4月の中山を最後にこのレースを待っていた1頭だ。

 追い切りはポリトラック単走。馬なりでラスト1F12秒0と、軽快に末脚を伸ばした。浜田の取材に柴崎師は「前走(春雷S)で賞金を稼げたので、じっくり仕上げられた。パワーアップしているので期待だね」と笑顔。2頭出しのストレートインも坂路で4F50秒9。芝の実績はないが「今後の選択肢を増やす意味でも使ってみる。1度だけ使った芝は新潟の直線の内枠で出負けしたので参考外。モマれない競馬ならスピードは通用すると思っている」。こちらも3月の中山(ブラッドストーンS1着)以来。夏を待っていた2頭が、好仕上がりで京都に向かう。

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2010年6月10日のニュース