【エプソムC】ゴールデンダリア楽々先着

[ 2010年6月10日 06:00 ]

柴田善臣騎手を背に、プロヴィデンス(左)と2頭併せで追い切るゴールデンダリア

 充実ぶりが稽古にも表れていた。前走・新潟大賞典で待望の初タイトルを手に入れたゴールデンダリアはWコースでプロヴィデンス(4歳1000万)と併せ馬。3馬身追走から、直線で内に馬体を併せると楽な手応えのまま1馬身先着した。「反応も良かったし、いい走りだった」と手綱を取った柴田善も満足顔。「体がしっかりして、攻められるようになったのが大きい。気性も落ち着いてきたし、まだまだ強くなる感じ」と上昇一途の愛馬を称賛した。

 動きを見守った二ノ宮師も納得の表情だ。「先週はちょっと重い感じもしたが、きょうは良かった。体調もいいし昨年くらいから気持ちも走る方に向いてきた」。東京芝1800メートルは2戦2勝の得意コース。「今の状態なら恥ずかしくない走りをしてくれるはず。いずれは大きいところを使いたい馬だから」と力強く締めくくった。

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2010年6月10日のニュース