【CBC賞】スズカコーズウェイ文句なし12秒4

[ 2010年6月10日 06:00 ]

坂路単走で力強い動きをみせるスズカコーズウェイ

 スズカコーズウェイの追い切りは中内田助手を背に坂路単走。最初の1Fを14秒4で入り、そこからスムーズにペースを上げていく。開門からしばらく時間がたって馬場が荒れ出していたが、そんなことはお構いなしとばかりに楽な手応えで登坂。脚力をアピールしたのは最後の2Fだ。ゴーサインと同時にグンと加速すると全身を使ってグイグイ伸びてきた。2F続けて12秒4を刻み、4Fが52秒6。中内田助手が好感触を伝える。「いい動きでしたよ。先週の追い切りもよく動いていたし、けさも最後までしっかり動いていました。状態に関しては特に言うことがないですね」

 叩き3走目の前走・京王杯SCが5着。連覇はならなかったが、ただ1頭58キロを背負ってしっかり地力を示していた。
 何と言っても当日の馬場状態が鍵。2走前のマイラーズC(14着)惨敗は良馬場とはいえ、午前中までのやや重が回復したもの。「馬場が渋ると駄目。とにかく、いい馬場でやれるかどうか」と中内田助手は好天を願いつつ、最後は期待十分の表情で締めくくった。「1200メートルは3走前の高松宮記念(6着)でもそこそこやれたし、対応してくれると思います。トップハンデの57キロも別定の前走から比べると1キロ減だし、こちらからすれば歓迎できる材料ですよ。何とか結果を出したいですね」
 G2(09年京王杯SC)勝ちの地力と実績は上位。力任せにアッサリ…のシーンがあっても不思議ではない。

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2010年6月10日のニュース