【ダービー】ファン熱狂!徹夜組は前年比162%

[ 2010年5月31日 06:00 ]

ファンで埋まったスタンド

 ≪ダービー5・30ドキュメント≫

 ▼30日0・00 徹夜組は昨年の1290人を大幅に上回る2090人(前年比162%)。
 ▼4・20 400台収容の正門前第2駐車場が、普段より約6時間も早く満車になる。
 ▼7・20 開門。並んでいたファン6584人が思い思いの場所へ猛ダッシュ。ゴール前、ウイナーズサークル前に続々と敷物が置かれていく。
 ▼7・24 関東馬を乗せた馬運車の最終便が東京競馬場に到着。この馬運車にはペルーサの姿も。
 ▼8・10 JR府中本町駅で通常より30分早く競馬場門を開門。駅員も通常11人のところを18人に増員して対応。「今年は雨が降っていないので、昨年の乗降客(7万7000人)を超えるかも」と駅員。
 ▼9・20 パドックに横断幕が張られる。ダービー関連は合計52枚。最多はトゥザグローリーの8枚。ダービー以外ではオグリキャップ最後の産駒ミンナノアイドルが4枚と目立った。
 ▼9・30 競馬グッズを扱う「ターフィーショップ」も大盛況。3000枚限定のマフラータオルはレース前に完売。出走取り消しとなったダノンシャンティの関連商品はすべて発売中止になった。
 ▼10・05 芝、ダートともに良馬場で1R発走。勝浦騎乗の3番人気ホープダイナスティが直線一気の差し切りで制す。
 ▼11・06 3Rはスタンド前からのスタート。大観衆に驚いたのか、トゥルーマイハートがゲート内で大暴れ、大外発走となる。勝ったのは後藤騎乗のゲットワンダー。
 ▼11・52 障害コースの一部を開放。内馬場から多くのファンが流れ込む。
 ▼11・55 ウイナーズサークル前の芝コースで東京消防庁音楽隊による演奏。「海を越える握手」「雷神」の2曲を披露した。
 ▼正午 西門の新聞売り場でスポーツ紙6紙すべてが売り切れとなる。完売最速はスポニチだった。
 ▼12・06 ブラザートム、杉本清氏によるダービー騎乗ジョッキー紹介。内田は恒例のバック宙を決める。シャインに騎乗する和田は欽ちゃん走りで登場。騎手17人に子供たちから花束が贈呈され、場内は和やかな雰囲気に。
 ▼12・45 し烈な1番人気争いはヴィクトワールピサが2・4倍でペルーサ(2・8倍)を一歩リード。
 ▼13・10 ダービー出走馬の装鞍所集合1時間前。東京競馬場の厩舎地区にてJRA職員による出走馬の監視が始まる。
 ▼13・18 西内荘装蹄師が担当馬の状態をチェックするためか、池江郎厩舎と角居厩舎の滞在馬房を行ったり来たり。
 ▼13・30 ローズキングダムの橋口師、レーヴドリアンの松田博師が愛馬の様子を見るため、滞在厩舎地区を訪れる。
 ▼13・55 ダービー出走馬が続々と馬房から出発し、装鞍所に向かう。
 ▼14・20 ダービー出走馬の馬体重が発表される。有力馬に大幅な増減はなく、場内が騒然となることはなかった。
 ▼14・50 ダービー出走馬がパドックに姿を現す。
 ▼15・20 アリゼオが先出しで馬場入り1番乗り。続いてルーラーシップも馬場入り。
 ▼15・23 ダービー本場馬入場。多くの馬が4コーナー方向に向かう中、エイシンフラッシュ、レーヴドリアン、ペルーサ、トーセンアレスの4頭は、1度1コーナー方向に向かってから直線を逆走。
 ▼15・28 小林幸子による国家独唱。
 ▼15・39 スターターの姿がターフビジョンに映し出されると、場内は大歓声。
 ▼15・40 ダービー発走。ハンソデバンドがバランスを崩し、鞍上の蛯名は落馬スレスレ。ペルーサも出遅れると、場内からは悲鳴のような歓声も。
 ▼15・43 エイシンフラッシュが第77代ダービー馬に輝く。
 ▼15・50 多くの関係者、報道陣でごった返す検量室に戻ってきた内田は両腕でガッツポーズをした後、相棒の首筋をなでる。
 ▼17・01 12R目黒記念がスタート。勝ったのはコパノジングー。鞍上の池添は、表彰式後のファンのサイン攻めにも快く対応。
 ▼17・10 パドックでTIM、ザブングル、細江純子さんによるダービー回顧が始まる。途中からはダービーを制した内田も参加。
 ▼17・40 ほとんどのファンが競馬場を後にし、場内の清掃作業が始まる。

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2010年5月31日のニュース