マイネルキッツ11月に豪メルボルンCへ

[ 2010年5月5日 06:00 ]

オーストラリア挑戦が明らかになったマイネルキッツ

 昨年に続く連覇はならなかったが、2日の天皇賞・春で直線早めに先頭に立ち、2着に踏ん張ったマイネルキッツ(牡7=国枝)が、宝塚記念への出走を見送り、秋にオーストラリアへ遠征することが正式に決まった。国枝師が4日、明らかにした。

 目標レースはメルボルンC(11月2日、豪フレミントン芝3200メートル)で、前哨戦のコーフィールドC(10月17日、豪コーフィールド芝2400メートル)も出走する予定。コーフィールドCは05年アイポッパーが2着、メルボルンCは06年にデルタブルース、ポップロックが1、2着を独占した、日本馬に相性のいいレース。「主催者は歓迎と言ってくれている。後は検疫期間がどうなるか。こればかりは国と国の問題だから」と国枝師。ゴールデンウイーク明けにも北海道新冠町のビッグレッドファームに放牧に出し、秋の遠征に備える。現地には9月に移動する予定。

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2010年5月5日のニュース