1万6000人から喝采!往年の名手が“巧”騎乗

[ 2009年10月23日 06:00 ]

<川崎競馬秋まつりで行われた川崎マイスタードリームレース

 【池田裕文の公営です】恒例の「川崎競馬秋まつり」が非開催の18日に行われ、1万6000人が足を運んだ。“メーン”となったのは往年の名手によるエキシビション競走「川崎マイスタードリーム」だ。JRAが07、08年に「ジョッキーマスターズ」を実施したが南関では初。ファン感謝祭で走路を本格的に使ったのも初めてだった。

 騎手時代1827勝の山崎尋美師(52)、JC騎乗経験もある河津裕昭師(43)、久保勇師(44)、岡村裕基厩務員(38)、甲斐年光厩務員(39)が出場。08年ジョッキーマスターズ2着の佐々木竹見さんが勝負服姿でスターターを務め、C1現役馬による800メートル戦は49秒2で決着した。「最初から勝つつもりだったよ。まだやれるなあ。楽しかった」と快勝の岡村厩務員。所属馬、担当馬の管理では重圧を感じることもあるはず。TCKディスタフ(21日)で移籍初戦3着のユキチャンなどを預かる山崎師は最下位にも「プレッシャーのないレースはいいね」と笑顔を見せた。形は違っても競馬場に多くの人が集まるのはいいものだ。これを見て“騎手になりたい”と思う子供もいるかもしれない。「次回?いいと思うよ」と河津師。“第2回”は未定だが、再び開催される可能性も十分だ。

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2009年10月23日のニュース