【天皇賞・秋1週前】ウオッカ連覇へ好リズム!

[ 2009年10月22日 06:00 ]

ウッドチップを蹴り上げながら、坂路を豪快に駆け上がるウオッカ

 天皇賞の1週前追い切りが21日、栗東、美浦トレセンで行われた。ウオッカ(牝5=角居)は坂路で4F52秒5~13秒0でまとめた。清山助手は「きょうはスムーズな形で、同じリズムで最後まで走ることをテーマに。普通の馬ではなかなかできないレベルのこと。超一流馬たるゆえんですね」と満足顔。

 坂路で刻んだラップは1F13秒平均。トラックに換算すると1F12秒平均に値すると言う。かなりの負荷をサラリとやってのけた。
 同じローテーションだった昨年の1週前追いは坂路4F52秒7。毎日王冠2着はともかくとして、ここまで歩調は類似している。昨年見せた劇的Vに匹敵するパフォーマンスを周囲は期待したいもの。もちろん、清山助手も同じ意見だ。
 「厳しい状況でも結果を出してきたのがウオッカ。毎日王冠と天皇賞・秋ではまったく別の流れになる。彼女の底力を持ってすればと思っています」
 連覇へ。女帝が力強く一歩を踏み出した。

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2009年10月22日のニュース