【菊花賞】ブレイクランアウト馬なり上々

[ 2009年10月22日 06:00 ]

<第70回菊花賞追い切り>ダートコースで追い切るブレイクランアウト

 ブレイクランアウトは右回りの南D(ダート)コースで最終追いを行った。先々週、先週と併せ馬をこなした上に輸送もあるとあって単走、馬なりだったが、上々の動きの披露。斎藤助手は「非常にリラックスしていて、いいフットワークで走っていた」と好感触を感じ取っていた。

 春のG12戦は案外な結果に終わったが、前走・朝日チャレンジCで古馬相手に2着して能力の高さを示した。不良馬場のダービーを除けば、1800メートル以上では常にメンバー最速の上がり3Fをマークしており、戸田師は「マイルより1800、2000メートルの方が切れる脚を使えるのかもしれない」と分析。今回はさらに距離が延びるが、師は「距離を意識した調整をしてきた。スローペースの前走であれだけ折り合えたので、折り合い面も大丈夫だろう」と前向きに話した。

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2009年10月22日のニュース