福島で馬のプール開き 競走馬8頭が初泳ぎ

[ 2009年5月27日 16:46 ]

JRA競走馬総合研究所常磐支所で、レース復帰を目指してプールで泳ぐ競走馬

 故障した競走馬がプールや温泉でリハビリすることで知られる福島県いわき市の日本中央競馬会(JRA)競走馬総合研究所常磐支所で27日、プール開きがあり、競走馬8頭がレース復帰を目指して初泳ぎした。

 プールは水深3メートル、1周約40メートルのドーナツ形で、この日の水温は19度。馬たちは手綱を引かれてプールに入り「ブルルッ」と鼻を鳴らしながら1、2周ずつ“馬かき”。水泳後は温泉に漬かり体を休めていた。
 同支所は温泉とプールを併せ持つ全国唯一のJRA施設。水泳トレーニングは脚に負担をかけずに筋力アップや心肺機能を高める効果があり、10月初旬まで行われる。
 水泳トレーニングは平日の午後1時10分から10―30分間あり、希望者は見学できる。

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2009年5月27日のニュース