東から本音 関東馬の反攻が始まった

[ 2009年1月28日 08:35 ]

 【東西ドキュメント 美浦27日】「西高東低」とは冬型の気圧配置を表す気象用語だが、競馬界の勢力図を示す言葉としても定着してしまった。しかし、今年は3戦全勝でクラシック制覇の期待が懸かるロジユニヴァースなど、関東馬にも飛躍が期待できる逸材が目立ち始めている。先週のアレキサンドライトSがケタ違いの強さだったカジノドライヴも、その1頭だ。

 火曜は、いつも坂路スタンドに登場する藤沢和師。カジノのレース後の様子を聞こうと鳥谷越は待ったものの、残念ながら不在。師に代わって「カジノは、きょうミホ分場へ出します」と語った津曲助手は、東京新聞杯に出走するファストロックの好感触を口にした。「連勝した時のようなギラギラした感じが戻ってきている。いいんじゃないですかね」。先週のAJC杯に続き、今週の重賞も関東馬が熱い!鳥谷越は、そう頭にインプットしていた。

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2009年1月28日のニュース