西から裏話 浜田師が描く“有終の美”

[ 2009年1月14日 08:04 ]

 【東西ドキュメント 栗東13日】トレセンは年が明ければ、すぐに別れの季節がやって来る。昨年7月23日に70歳となった浜田師は2月いっぱいで定年となる。これまでにビワハヤヒデ、ビワハイジ、ファレノプシスでG1・7勝をマークしている浜田師だが、トレーナーとして残された日々はあとわずか。柏原は今週の日経新春杯に出走させるホッコーパドゥシャの意気込みをたずねた。

 「前走(ファイナルS3着)は外回りコースが魅力でマイルに使ったんだけど、やっぱりもう少し距離があった方がいいね。脚を余す形になってしまった。条件は今回の方がいいし、期待はしているんだよ」
 さらに来週の平安Sはダート路線の成長株・ネイキッドがスタンバイ。ラストイヤーに重賞Vとなれば、これ以上ない最高のドラマ。「オレももう時間がないからね」。トレーナーの短い言葉には意欲がたっぷりとこめられていた。

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2009年1月14日のニュース