好位から新生フライト/日経新春杯

[ 2009年1月14日 06:00 ]

<日経新春杯>連勝中で鼻息も荒い(?)ドリームフライト

 ドリームフライトは昨年暮れに1000万→準オープンを間髪入れず連闘で制し、オープンまで駆け上がってきた。大當助手がここ2走を振り返る。

 「中京で1000万を勝ったときはちょうど叩き3走目で目標にしていたレース。勝った後も反動がなかったし、それで連闘することに。うまくいったね」
 前走・オリオンSは2着メトロシュタインにクビ差と冷や汗ものの勝利。ただし、着差はわずかでも手にした収穫は大きかった。それまでの勝ちパターンとなっていた逃げ切りではなく、好位からの競馬。大當助手は「あんな競馬ができるのならもっと早くしてほしかった」と苦笑いするが、脚質に幅が出てきたことは今後の戦いにおいてマイナスになることはない。
 昨春の阪神大賞典8着以来、2度目の重賞参戦だが当時とは充実度が違う。持ち前のスタミナに加え、しぶとさに磨きが掛かってきた今ならハンデを味方にタイトルに手が届いても不思議ではない。

続きを表示

2009年1月14日のニュース