“大穴候補”1勝馬ドゥミポワント

[ 2008年12月11日 06:00 ]

 【ドキュメント・東から本音=美浦10日】阪神JFの出走が確定している関東馬は2頭だけ。しかし、1勝馬が鍵を握るとみている岡本は抽選組の動きも気になる。目下、抽選は17分の6の狭き門となる見込み。それでも余裕の表情だったのがドゥミポワントの斎藤誠師だ。昨年の朝日杯FSでゴスホークケンが8分の1の抽選をくぐり抜けて優勝したとあって「8分の1よりは簡単でしょう」と周囲を笑わせた。

 ドゥミポワントは7戦目の前走で未勝利を脱出したばかり。それでも3走前にあえてオープンのカンナS(7着)に挑戦させたことで「走る気が出てきて、やっと競走馬になったかなという感じ」と馬が変わってきたという。坂路4F52秒3の最終追いについても「計時されないところから行っているし、いい状態」と納得の表情だ。出走予定馬の中で最多タイとなる7戦のキャリアが大舞台でものを言わないか。岡本は大穴ならこの馬かなと感じた。

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2008年12月11日のニュース