ダノン国枝「桜につなげたい」/阪神JF

[ 2008年12月11日 06:00 ]

<阪神JF>ダノンベルベールの追い切りを終えた後藤騎手(左)と言葉を交わす国枝調教師

 【国枝師に聞く】

 ――最終追いの指示は?
 国枝師 栗東に来てからも3本しっかり追えているので、楽に気分良く走らせてほしい…と。ブレもなく、しっかり駆け上がってくれた。落ち着いているのがいいね。今までの過程は100点に近い。
 ――栗東滞在の目的は?
 国枝師3週間なので、バリバリ鍛えるというよりベストの状態で出すことを最優先した。直前の環境を整えるのが第一。特に2歳牝馬には直前の長距離輸送はリスキー。(通常の美浦からの前日輸送で)丸24時間、慣れない競馬場の出張馬房にいるのは大変なこと。特に阪神の関東馬の出張馬房はファンの声が近くに聞こえる場所にあるので…。当日輸送ならその不安を軽減できる。
 ――レースに向けては?
 国枝師右回りでも左回りでも結果を出しているし内面的にもタフな馬。持ち時計こそ速くないが時計勝負も何ら心配してない。来年の桜花賞につながる競馬ができればと思っている。

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2008年12月11日のニュース