スカイの内田勝師 自身持てたJDD

[ 2008年7月11日 06:00 ]

 9日のG1ジャパンダートダービー(JDD)で08年前半のビッグレースが終了。中央馬サクセスブロッケンの強さが際立っていた。南関勢はコラボスフィーダが3着、ドリームスカイが4着。コラボは8月13日の黒潮盃を視野に入れ調整され、スカイは放牧休養に入るという。10番人気で東京ダービーを制したスカイの内田勝義師(53)は「ダービー馬として恥ずかしいレースはしたくない」と話していた。次元の違う強敵に2秒以上離されはしたが、健闘といっていいだろう。同師も「よく頑張ったよ」と笑みを浮かべた。

 87年初出走の内田厩舎。東京ダービーは初挑戦での戴冠だった。ここまで出走の機会がなかったわけではない。「重賞に出るからには掲示板(5着以内)の自信を持って臨みたい」が師の持論。現実に過去84回の重賞出走で半数は掲示板を確保している。JDDは東京ダービーより前半5Fが1秒遅いペース。“目標”の2分5秒台こそならなかったが(2分06秒7)、秋以降の活躍に望みをつないだ。同厩で同期の強豪ディラクエは、激戦の疲れが出たため、ひと足先に放牧(復帰時期未定)。南関クラシック戦線を盛り上げた優駿たちが成長して戻ってくる時を待ちたい。

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2008年7月11日のニュース