将来性抜群のダノンベルベール/2歳戦評

[ 2008年7月8日 06:00 ]

 【5、6日の新馬戦】全体的に小粒な印象だったが、将来性を感じるのが福島のダノンベルベール。ゲートの反応が鈍く、後方待機策。道中も追っつけ通しでヒヤヒヤさせたが、直線は切れのある末脚を発揮して大外を一気に突き抜けた。レースぶりから距離が延びた方がいいのは明らか。東京や阪神の外回りで見てみたい1頭で、期待込みのA評価に推したい。

 阪神で初陣を飾った関東馬ロジユニヴァースは新種牡馬ネオユニヴァースの産駒。好位で折り合い、直線できっちり抜け出す教科書通りの競馬。手綱を取った武豊も「センスがあるし、素質も感じる。先々が楽しみ」と絶賛した。
 函館の2頭は前2週に比べて勝ちタイムが平凡だったが、メジロチャンプは4角先頭から直線で後続を突き放す完勝。まだ重め残りだったことを考えれば、上積み次第で函館2歳Sでも狙える1頭だ。

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2008年7月8日のニュース