“漆黒の弾丸”ブロッケン/JDD

[ 2008年7月8日 06:00 ]

無敗のダート戦に戻ってきたサクセスブロッケン

 サクセスブロッケンが砂で真価を発揮する。昨年秋の福島で3秒1差ぶっちぎりの衝撃デビュー。前々走の端午Sで寄せつけなかったユビキタスが、のちにユニコーンSを圧勝したように、ダートでの強さは計り知れない。初芝、初距離だった日本ダービーは相手関係と適性を考えれば18着でも参考外だ。

 その後も栗東坂路を主体にしっかり乗り込まれ、最終追い切りは5日に坂路でいっぱいに追われ、4F53秒6~38秒7をマーク。荻野助手は「ダービーの後は疲れがあったけど、ここまで時間があったので厩舎でうまく調整できました。十分回復しているし、順調なので何も心配することはない」と語る。話題のユキチャンとは対照的な漆黒の馬体(青鹿毛)が先頭でゴールを駆け抜ける。

続きを表示

2008年7月8日のニュース