(18)ショウナンアルバ

[ 2008年4月20日 06:00 ]

 気性面が鍵になるショウナンアルバは百戦錬磨の二ノ宮厩舎らしい工夫に満ちた調整を消化した。すっかり明るくなり、馬が少なくなるのを見計らって午前9時に角馬場へ。ごく低い障害をまたぐなど、適度に気を紛らわせながら四肢をほぐした。その後にポリトラックコースに入り、1F16秒程度のキャンター。気をそらしつつ、それでいて適度に負荷を与えるという難しい課題を無事にクリアした。

 「順調だね。気分転換の意味で以前から障害をまたがせている。馬の気持ちが高まる時もあるが、今のところは許容範囲」と佐々木助手。うまく気合をコントロールできているようだ。斉藤調教厩務員も「追い切るまでは少し馬体が立派かなとも思ったが追い切ってスッキリしたね。あとは(蛯名)ジョッキーに任すだけ」と順調に調整できたことを強調した。

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2008年4月20日のニュース