(9)マイネルチャールズ

[ 2008年4月20日 06:00 ]

角馬場で軽く調整するマイネルチャールズ(中央)

 1冠獲りに向け、マイネルチャールズは堂々と前日調整を終えた。まずは午前4時半、馬場開場と同時に角馬場へ。カクテルライトに照らされた馬体は滑らかな光沢を放っている。適度に首を振って気合を表に出し、大一番が近づくにつれて気持ちが高まっていることが双眼鏡越しにも分かる。さらに坂路へ。力みの一切ないフォームで馬場の真ん中を軽やかに上がり、4Fから72秒7~54秒5~37秒0~18秒9。闘争心を内に封じ込めたまま、厩舎へと引き揚げた。

 「非常に落ち着いている。普段はおとなしいんだ」と白倉厩務員。レースでの根性むき出しの走りが売りだが、トレセンでは意外に手が掛からないようだ。中間は思い通りの調整を消化。「体が10キロほど増えて(放牧から)戻ってきたからね。しっかりやれたよ」と同厩務員も自信の仕上がりだ。

続きを表示

2008年4月20日のニュース