研ぎ澄まされたチャールズ/弥生賞

[ 2008年3月6日 06:00 ]

松岡騎手を背にポリトラックで追い切るマイネルチャールズ

 今回と同距離、同コースの京成杯を制したマイネルチャールズは主戦・松岡が騎乗してポリトラックの単走。1週前の2月28日にハードな稽古(ポリトラックで5F65秒5)を消化しており、最終調整は馬なりで5F72秒4と軽く流した。稲葉師は「予定より時計3つ(3秒)くらい遅かったが、1週前が実質的な最終追い切り。心配ない」と余裕の表情。動きは軽快そのもので、臨戦態勢に不安は感じられない。

 前走後は茨城・ビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出されたが、そこはハードトレで知られる“マイネル軍団”。坂路で休まずに乗り込まれてきており、馬体はシャープに研ぎ澄まされている。松岡も「体は減ると思うけど、感触は良かったし、仕上がりは万全。前走は後ろから行って勝てたし、今ならペースを見て自在に動ける。普通に乗れれば勝ち負け」と重賞V2に手応え十分だった。

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2008年3月6日のニュース