アニメ放送中「あかね噺」が落語を「RAKUGO」へ 8か国語で口演の国際派・三遊亭竜楽が語る変化

[ 2026年5月15日 20:15 ]

<三遊亭竜楽 文化庁長官表彰と芸歴四十周年を祝う集い>カメラにおちゃめなポーズを取る三遊亭竜楽
Photo By スポニチ

 落語家の三遊亭竜楽(67)が15日、都内で自身の「令和七年度文化庁長官表彰と芸歴40周年を祝う集い」に出席した。

 日本語を含む8カ国語で落語を口演し、これまで世界65都市を回った。笑いを通じた国際交流と相互理解を長年にわたり継続していることが功績として評価され、昨年12月に受賞に至った。「責任も感じる。これからがスタートだと思っています」と受賞の喜びを語った。

 世界を渡り歩く中で、最近は週刊少年ジャンプで連載されている落語漫画「あかね噺」の影響をひしひしと感じている。現在はアニメも放送されており、好評を博している。

 以前フランスのアヴィニョン演劇祭に出演した際には25日間チラシをまいても、落語を知っている外国人はわずか2人だったという。

 変化が起きたのは一昨年ごろから。「あかね噺のおかげで、今は落語ブームが世界で起きている。逆にフランスでは“落語知らないの?イケてないね”という状況が目の前まで来ている」と変化を実感。「落語を横文字にするために活動してきた。15年やって全く動かなかったものが、漫画の力でこじ開けた。“RAKUGO”が世界語になりつつある」とうれしそうに語った。

 実際に来日した初対面のサウジアラビア人に、自身が落語家であることを明かすと大興奮。ジャンプ本誌に掲載された、主人公の師匠・阿良川志ぐまが初めて高座に上がる次週の掲載回への思いを熱く語られたという。「“私は月曜日(発売日)に読みます”と言われました。外国の方が、月曜日に落語の漫画を見ているんですよ。でも彼は一度も生の落語を聞いたことがなくて、自分の会に呼んだら来てくれましたね」とこれまでになかった不思議な体験を明かした。

 落語ブームに乗り、落語の世界大会構想も提案。「柔道がJUDOになったように、落語もRAKUGOになれる」と今後の可能性に期待した。

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2026年5月15日のニュース