「豊臣兄弟」三献の茶なしも三成“秀吉調略”座禅のまま運ばれるシーンは自ら提案!松本怜生語る初登場裏側
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俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は10日、第18回が放送され、新章・第5章「近江長浜編」の幕が上がった。大河初出演を果たし、戦国武将・石田三成役の“大役”に挑む俳優の松本怜生(26)が初登場。コメントが到着した。
<※以下、ネタバレ有>
NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。
第18回は「羽柴兄弟!」。秀吉(池松壮亮)は織田家家老に昇格し、北近江を拝領。織田信長(小栗旬)に仕えて20年、領地に長浜城を築いて城持ち大名となり、小一郎(仲野太賀)とともに羽柴姓を名乗る。小一郎は城下の統治を任されるが、人手不足。子飼いの家臣を増やすべきだと竹中半兵衛(菅田将暉)から助言され、有能な家臣を求めて選抜試験を行うことに。多くの志願者が集まる中、石田三成(松本怜生)藤堂高虎(佳久創)ら個性的な若者たちが最終試験に残る…という展開。
秀吉は「わしらは秀でた才のある者を選ぶ。侍であろうと、商人であろうと、百姓であろうと、皆等しく吟味致す」と宣言。家臣になれるのは3人と告げた。
一ノ関は「槍」。二ノ関は「計算」。三ノ関は「座禅」。宮部継潤(ドンペイ)は「わしがよしと言うまで、みだりに身動きしてはならぬ。心を無にし、雑念を振り払うのじゃ」。そこへ煙が充満。火事か?平野長泰(西山潤)と片桐且元(長友郁真)は外に出る。且元は「まやかしの煙だろうと思いつつ、万が一にはと思い、ご本尊と経典を持ち出してまいりました」。命に従って座禅を組んだままの三成を、高虎が抱えて運び出した。
高虎・三成・長泰・且元の4人が残り、不合格の1人は自分たちで決めることに。秀吉は「うまく相手を調略せよ」と最後の関を与えた。
話し合いの末、差し迫った事情のない高虎が身を引くことになったが、三成は「誰も外れませぬ。私と藤堂殿で一人分の禄で構いませぬゆえ、四人まとめてお召し抱えくださりませ」「あの寺で、勘違いも甚だしいが、藤堂殿が私を助けようとしてくれたことだけは事実。私は、そのような借りをつくるのが嫌なのでござります」「お殿様は、この最後の関で相手を調略せよと申されました。それで私は今、お殿様を調略しているのでござります」――。
三成・長泰・且元は秀吉の家臣に。高虎は小一郎の家臣となった。
豊臣秀吉と石田三成が初対面した際の逸話「三献の茶」(秀吉が鷹狩の帰り、観音寺に立ち寄ると、三成が徐々に熱い茶を3杯入れたもてなし)は描かれなかったものの、初登場から“松本三成”のクレバーさが際立った。
松本は大学1年の時に開設したTikTokが人気となり、芸能界入り。2022年にドラマデビューした若手注目株。24年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」で朝ドラ初出演も果たした。
――初登場シーンについて。
「まず、秀吉の家臣にいわばオーディション形式で選ばれるのが『豊臣兄弟!』らしくて面白いなと思いました。計算の速さを見せるシーンもありましたが、彼のように先読みする部分は僕にも通じるところがあるかもしれません。説明の途中で、僕なら俵を数え始めているかも、と考えたりしましたね(笑)。また第三の試練では、三成が藤堂高虎(佳久創)に座禅を組んだまま運ばれるシーンがありました。“座禅のまま運ばれたら面白いですよね”と佳久さんにお話ししたところ“いけるよ”と言ってくださって。実はこのシーンは何回も何回も撮影していて、その度に抱えていただいています。このときが初対面だったのですが、“高虎が佳久さんでよかったな”と感じましたし、三成の登場初回からユーモアを交えて描いていただけたのもうれしかったです」
「そして三成は、言いつけに背いて4人全員を家臣にしてほしいという提案を秀吉に行います。普通なら、そのような提案は通らず、失格になってもおかしくない場面ですが、それでも敢えて提案する。三成は、正しいと思ったことに真っすぐな人物なので、その時は殿を説得することしか考えていなかったのだと思います。一つの目的を成し遂げるためには、そのこと以外は考えない。そんな印象を受けた場面でもありました」
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