「豊臣兄弟」何のために…明智光秀はアンパンマン?「自分語りが歌詞に」ネット話題 本能寺の変まで13年

[ 2026年4月2日 11:00 ]

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第12話。明智光秀(要潤)は足利義昭への忠義を語り…(C)NHK
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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は3月29日、第12話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 第12話は「小谷城の再会」。織田信長(小栗旬)は足利義昭(尾上右近)に“天下人の石”と呼ばれる藤戸石(ふじといし)を贈る。しかし義昭は、信長と見据える方向が違うことに気づき始めていた。一方、藤吉郎(池松壮亮)は京都奉行に就任。ある時、任務に追われる小一郎(仲野太賀)と藤吉郎は信長に連れられ、市(宮崎あおい)のいる小谷城を訪ねることに。浅井長政(中島歩)との暮らしは幸せに見えたが、織田を快く思わない長政の父・浅井久政(榎木孝明)が裏で不穏な動きをし…という展開。

 藤吉郎は連歌や蹴鞠に苦戦し、嘲笑の的に。同じく京都奉行の明智光秀(要潤)が“サポート”した。

 藤吉郎「わしのような者の方が、皆侮り、気を許すであろう」

 光秀「織田殿は敢えて木下殿に笑いものになれと。織田殿も酷なお方じゃな」

 藤吉郎「明智殿、わしを思うと言うておられるなら、考え違いじゃ。信長様を悪く言う者は、誰であろうと許しませぬ」

 光秀「失礼致した」「木下殿にとって織田殿は、わしにとって公方様なのじゃな。私はかつて、生まれ育った明智の里を斎藤家に奪われ、民たちを守ることもできず、己だけ美濃から逃げ出した情けない男なのだ」「私はたまたま明智の家に生まれ、たまたま家督を継いだだけの、ただそれだけの男だった。木下殿のように、己の力で何かを成し得たわけでもない。何も成せず、何者にもなれぬまま、それからおよそ10年、私はずっと考えてきた。食うこともままならず、妻や娘に惨めな思いをさせることしかできぬ無様な己に、何の値打ちがあるのかと。私は何のために生まれてきたのか、何のために生きているのかと。考えることすらやめようとしたその頃、あのお方と出会うたのじゃ」

 義昭「お主も災難よのう。いくら身を寄せる朝倉からの命とはいえ、いきなりわしのようなお荷物を担がされることになるとは」「これも、御仏の巡り合わせだとわしは思っておる。わしの命は、この時のためにあったのだと。わしのために力を貸してくれ」

 光秀「私こそ、今この時のために生きてきたのだと、そう思えた。公方様に救われたのじゃ。公方様をお支えし、幕府によって世に静ひつをもたらすことが、私の天命だと心得ておりまする。そのことどうか、織田殿にもお伝えくだされ」

 光秀の台詞は、アニメ「それいけ!アンパンマン」のオープニングテーマ曲「アンパンマンのマーチ」の歌詞のよう。SNS上には「アンパンマンと化した明智殿」「自分語りがアンパンマンの歌詞になる光秀w」「今作の本能寺の動機を2つ予想。1義昭のため。2何者かになりたいため」などの声。反響を呼んだ。

 この回の劇中の年代は1569年(永禄12年)。戦国最大のミステリー「本能寺の変」(1582年・天正10年)まで、あと13年――。

 次回は4月5日、第13話「疑惑の花嫁」が放送される。

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