【王将戦】永瀬九段“ホーム”で戴冠 藤井王将、地元で追いつく 18日から第6局

[ 2026年3月18日 05:30 ]

フォトセッションに臨む藤井王将(右)と永瀬九段(撮影・西尾 大助、会津 智海、河野 光希、藤山 由理)
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 将棋の第75期王将戦(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)7番勝負第6局は18日、名古屋市の名古屋将棋対局場で開始する。前日の17日には5連覇を目指す藤井聡太王将(23)=名人含む6冠=と挑戦者・永瀬拓矢九段(33)が現地入りし、対局場を検分した。シリーズ成績は永瀬の3勝2敗。永瀬が初の王将位を奪取するか、藤井がフルセットに持ち込むか。注目の一戦は午前9時、藤井の先手で始まる。

 ≪舞台相性も上々≫藤井の地元・愛知県での対局となる永瀬だが「アウェー感はないんです」と笑う。9年前から始めた藤井との練習将棋は杉本昌隆八段の研究室(名古屋市東区)がメイン会場。「100回くらい通ったでしょうか?駅ではきしめん大盛りに名古屋コーチンの卵を入れてよく食べました。土地勘もあるし、ここはホームと言っていいのでは」と屈託がない。

 今会場での対局は過去4回あり、通算成績は3勝1敗と相性もいい。初対局だった23年2月1日の順位戦A級では藤井を熱戦の末、下している。「はい、結構鮮明に覚えています」と遠い目の永瀬。甘美な記憶に浸りつつも第6局に向けては「自分なりに集中して勝負できる形にしたい」と居住まいを正していた。

 ≪期待に応えたい≫藤井は第5局に続いて15日の棋王戦第4局も制し、上り調子で地元対局へ乗り込んだ。カド番だった第5局に勝利し、王将戦の決着をひとまず回避できたからこそ、開場4年目の名古屋将棋対局場で初のタイトル戦へこぎ着けた。「実現できて良かったという気持ち。地元対局は貴重な機会なので、期待に応えられる将棋にできたら」と意欲を語った。

 2勝2敗の棋王戦と同様、負ければ敗退は変わりない。19度目の7番勝負で3敗したのは初。立会人の屋敷伸之九段は「永瀬九段、棋王戦挑戦者の増田康宏八段共に充実している。藤井王将が不調だとは思わないが藤井王将との対局を重ねて挑戦者が成長した」と指摘。藤井の先手で始まる第6局の予想戦型を「角換わり」とし、後手番で工夫を凝らす永瀬の準備に注目した。

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