【王将戦】8日から第5局 初の“カド番”藤井王将「精神的に良好と言えない」

[ 2026年3月8日 05:30 ]

<第75期王将戦・第5局>対局場検分に臨む藤井王将(撮影・河野 光希)
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 藤井聡太王将(23)=名人など6冠=に永瀬拓矢九段(33)が挑む第75期王将戦(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)7番勝負第5局の対局場検分が7日、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われた。ここまで藤井の1勝3敗で迎え、19度目の2日制タイトル戦で初のカド番。取材中、「精神的に良好と言えない」と真情を漏らす場面があった。

 冷静であり、覇気がないようにも映った。藤井への対局場検分後の取材。「内容が良くないことが結果に出ている。精神的に良好と言えないところが正直ある」。2日制タイトル戦で初のカド番。永瀬相手に王将戦第3、4局に叡王戦本戦準決勝と3連敗中でもあった。ダブルタイトル戦の棋王戦5番勝負も1勝2敗と、ダブルカド番に立たされる。

 第4局は永瀬の54手目[後]8四角(A図)への対応を誤ったと認めた。「それが致命的判断ミス」。2日制対局では全体的に1日目に形勢を損ねがちだとし「均衡の取れた局面で2日目を迎えることができていない。克服してやっていけたら」。第71期第3局、第73期第1局と大田原対局は過去2連勝と相性はいい。「目の前の一局に集中して指していきたい」と王者は足元を見つめた。

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