「豊臣兄弟」戦国無情 村の争いに…白石聖好演“直ロス”広がる「鬼脚本」「父娘愛」小一郎&ネット号泣

[ 2026年3月1日 20:45 ]

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第8話。小一郎(仲野太賀)は直(白石聖・手前)の変わり果てた姿に…(C)NHK
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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は1日、第8話が放送され、女優の白石聖(27)が大河初出演ながら初回(1月4日)から好演を披露、序盤を牽引してきた主人公・小一郎(のちの豊臣秀長)の幼なじみ・直(なお)の最期が描かれた。父に許しをもらい、小一郎と祝言を挙げる矢先の悲劇。生と死が隣り合う戦国時代の無情に、涙の視聴者が相次いだ。インターネット上には“直ロス”が広がった。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 第8話は「墨俣一夜城」。小一郎(仲野太賀)たちは墨俣へ出陣。しかし、織田信長(小栗旬)の真の狙いは、美濃三人衆の一人・安藤守就(田中哲司)が守る北方城だった。美濃国主・斎藤龍興(濱田龍臣)の目を北方城から逸らすための捨て石と承知の上で、藤吉郎(池松壮亮)は墨俣に砦を築く大作戦に着手。一方、直(白石聖)は小一郎と夫婦になる許しを得るため中村に戻る。意外にも父・坂井喜左衛門(大倉孝二)から手厚く迎えられるが…という展開。

 1566年(永禄9年)夏、小一郎と直は新居を構え、同居。直は握り飯を作り、小一郎を送り出した。

 守就は菩提山の質素な庵へ。「織田の動き、どう思う?」。「墨俣」「是迄とは相違せらる」と書かれた紙が戸の隙間から差し出された。中にいるのは稀代の軍師・竹中半兵衛(菅田将暉)だった。

 龍興は守就の進言に耳を貸さない。翌朝、砦が出現。龍興は美濃三人衆を叱責した。

 建設が進む墨俣砦。小一郎は握り飯を落としてしまい、拾おうとした瞬間に敵の鉄砲の弾。かがんだため命中せず「直に助けられたわ」――。

 直は弥助(上川周作)と中村に戻り、結婚を報告。喜左衛門は白無垢があると誘い出し、直を蔵に閉じ込めた。脱出を試みる直の脳裏に、20年前の記憶がよみがえる。直(泉谷星奈)が倒れた棚の下敷きになるのを、喜左衛門が体を張って防いだ。弥助が蔵の扉を開けた。

 直「今までありがとうございました」「私、今、幸せなんじゃ」

 喜左衛門「(白無垢を渡し)わしは、あの兄弟のことは金輪際、許さぬ。顔も見とうない。祝言など、誰が行くものか。じゃが!おまえが幸せなら、それでよいわ(と涙)。文はなるべくよこせよ。それから、正月には帰ってきなさい。あと、盆と刈り入れの時。あと祭りの…」

 直「(泣きながら)いつか、ややこができたら、会わせにまいります。私も、とと様のような親になりとうございます。とと様の娘に生まれてよかった」

 墨俣砦は完成。藤吉郎と蜂須賀正勝(高橋努)が斎藤軍を迎撃し、小一郎と前野長康(渋谷謙人)は北方城へ。斎藤軍の総攻めに、もはやここまで。時間を稼いだ藤吉郎は「この城を覚えておる者が、この先どれほどおるであろうのう。たった一夜であったが、お主らとともに造ったこの城のこと、わしは生涯忘れぬ。よき城であった!」――。一筋の火矢を放つと、墨俣一夜城は敵をのみ込み、焼け落ちた。

 小牧へ帰る風車を手にした直と白無垢を背負った弥助が目にしたのは、村人が争う光景。玄太(高尾悠希)は日照り続きのため、村々で水を奪い合う揉め事が絶えない、農民にとっては生死の問題と語っていた。

 「危ない、逃げて!」。直は少女をかばう。「怪我、ない?よかった」。弥助は膝から崩れ落ちた。直の背中が真っ赤に染まっている。

 小一郎と藤吉郎は合流し、無事に生還。小一郎は変わり果てた直と対面した。

 弥助「村の争いに巻き込まれて、子どもを助けようとして…。すまん、小一郎!」

 小一郎「腹減ったわ。直、握り飯作ってくれ。あの握り飯、落としてしもうて、半分ぐらい食べれんかったんじゃ。でも、そのおかげでな、命拾いしたわ。おまえのおかげじゃ。(直の手を握り)わしは生きとるぞ!おい!わしは約束守ったぞ!おい!なのにおまえは、何やっとんじゃ、このたわけが!何なんじゃこの有り様は!何なんじゃこれは!直!直!起きろ!直!直!起きてくれ!直!直!直!」

 SNS上には「直ロス(涙)」「父娘愛に号泣」「とと様のような親に…」「弥助さん、気の毒。あれはどうしようもなかった」「義兄さん、直ちゃんを連れて帰ってあげたのね(涙)」「次回予告なしでも、致し方あるまい」「衝撃で胸が痛い。やっぱり『あさイチ』は(涙)」「直ちゃんへの容赦ない仕打ちは“これが戦国です”ということなんだな…派手な戦で生き残っても、小さな村の小競り合いで命を落とす人もいるんだ…」「なんたる鬼脚本や…。今日は完全に直回。白石聖さん、芯が強くてチャーミングな直ちゃんを演じてくださって、ありがとうございます」などの声が続出。視聴者の涙を誘った。

 次回は8日、第9話「竹中半兵衛という男」が放送される。

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