【王将戦第4局】勝負手悔いる藤井王将、かつて32連勝した2日制先手番で敗れ、2日制初の3敗目

[ 2026年2月18日 20:20 ]

<第75期王将戦第4局2日目>永瀬九段(左)と感想戦で対局を振り返る藤井王将(撮影・後藤 正志)
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 将棋の第75期王将戦(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)7番勝負第4局は18日、和歌山市の「和歌山城ホール」で第2日が指し継がれ、挑戦者の後手・永瀬拓矢九段(33)が藤井聡太王将(23)=名人含む6冠=に132手で勝利した。 対戦成績を3勝1敗として初の王将位に王手。藤井は5連覇へ、3連勝しかなくなった。第5局は3月8、9日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で指される。

 藤井は形勢不利を悟ったこの日午後の勝負手を悔いた。銀取りに突き出した89手目▲5五歩。永瀬陣の金銀の連結を解き、攻めを加速させる思惑とは裏腹に「▲5五歩が悪い手。そこからはっきりダメにした」と終局直後、敗因として挙げた。呼び込んだ5五銀は終局まで残り、永瀬の攻めの拠点として活躍を許した。

 19度目の7番勝負で初のカド番へ追い込まれた。タイトル32期で敗退は2度。その敗退はいずれも1日制で2日制ではまだない。それも先手番、得意の角換わり腰掛け銀で敗れた。2日制の先手番は前期第2局まで32連勝、今期第2局まで42勝3敗の勝率・933を誇った。

 「内容として押されていることが多かった。その点はやむを得ない。なるべく長く番勝負を続けられるよう頑張りたい」。 第5局以降の巻き返しへの意欲を聞かれ、3連勝を誓うことはなかった。戦意喪失したのではない。対局前日の検分後もこう応じていた。「当然、一局一局は独立している。今まで通り目の前の将棋に集中してやりたい」。将棋盤へ向かう姿勢に変化はない。

 第5局までに21日の棋王戦第2局、3月1日の棋王戦第3局を挟む。こちらも挑戦者の増田康宏八段(28)に先勝を許す。連勝で勢いを付け、王将戦の舞台へ舞い戻りたい。

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