【王将戦第4局】永瀬拓矢九段 初の王将位獲得へ王手! 秀吉ばり“水攻め”で圧倒3勝目

[ 2026年2月18日 18:44 ]

<第75期王将戦第4局・2日目>棋譜を読む永瀬九段
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 将棋の第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)第4局が17、18日の両日、和歌山市の「和歌山城ホール」で指され、挑戦者の永瀬拓矢九段(33)が藤井聡太王将(23)=名人を含む6冠=に132手で勝利した。通算成績は永瀬の3勝1敗で、初の王将位獲得に王手をかけた。

 シリーズ3勝1敗で王手をかけた永瀬は「3勝できたのは初めてなので、引き続き準備したいと思います。少し時間があくのでしっかり準備したいです」とコメントした。

 先手藤井、後手永瀬の対局。戦型は角換わり腰掛け銀で、後手の永瀬が持ち味の深い研究を生かして1日目は流れに乗った。苦しい状況の藤井は粘る選択をして指し進めたが、それに合わせて永瀬は1つ1つの手に丁寧に対応する方針に切り替えた。立会人の稲葉八段(37)は2日目の展開を「城攻め」に例え、「城に籠城している相手に攻め込んでも兵を失うだけだが、相手の動きに応じて“水攻め”をしている感じ。真綿で首を絞めるような…そんな指し方だったと思います」と話した。

 水攻めとは、城の周囲に堤防を築いて水を流し、城を水没させる戦術。対局室の目の前の和歌山城とゆかりがあり、現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公の兄・豊臣秀吉は「日本三大水攻め」を展開したことでも知られる。秀吉ばりの“水攻め”を見せ、永瀬が徐々に優位を築いて勝利をつかんだ。

 第5局は3月8、9日に栃木県大田原市の「ホテル花月」で行われる。

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