「豊臣兄弟」ネット話題 信長正室・濃姫“不在”の狙い CP覚悟「時代考証の先生に…」織田兄妹との対比

[ 2026年2月14日 12:00 ]

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第4話。「桶狭間の戦い」に勝利した織田信長(小栗旬)は市(宮崎あおい)に心情を吐露し…(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の仲野太賀(32)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は15日、第6回「兄弟の絆」。衆院選の開票速報(8日)に伴う“大河異例の2月休止”を挟み、2週ぶりの放送再開となる。今作には織田信長(小栗旬)の正室・濃姫(帰蝶)が登場しないが、その“不在”もインターネット上で話題に。制作統括の松川博敬チーフ・プロデューサー(CP)に狙いを聞いた。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 濃姫は“美濃のマムシ”こと戦国大名・斎藤道三の娘。歴代大河においては2006年「功名が辻」で和久井映見、14年「軍師官兵衛」で内田有紀、20年「麒麟がくる」で川口春奈らが演じたが、1996年「秀吉」にも登場せず。史料が極めて乏しく、名前や没年などに諸説がある。

 「桶狭間の戦い」(1560年・永禄3年)を描いた第4回(1月25日)でも姿がなかったため、SNS上で多様な考察がなされた。

 濃姫を描かない理由について、松川CPは「豊臣兄弟と織田兄妹(信長&市)の対比、信長の孤独を描くのがこの作品ならではの視点なので、そこに信長の妻や子どもが出てくると、どうしても焦点がぼやけてしまいます。時代考証の会議でも(時代考証の)先生たちが“本当にいいんですか?”と何度も確認してくださったんですが、“『豊臣兄弟!』は覚悟を決めて、これで行きます”とお伝えしました」と明かした。

 成人した信長の息子、長男・織田信忠(小関裕太)と三男・織田信孝(結木滉星)の登場は発表されたものの、妹・市(宮崎あおい)が浅井長政(中島歩)と結婚すれば「信長はさらに独りぼっち。そこが濁らないような設定にしました。濃姫や側室も『豊臣兄弟!』の世界に存在はしていますが、表には出てこない、いわゆる“オフ”にしている形です。ある意味、信長にとっては妻はアウトオブ眼中という、ドライな夫婦関係。桶狭間の戦い(1560年・永禄3年)の出陣前と勝利後でも描きましたが、信長の心に踏み込めるのは市だけ、信長が本音を吐露できるのは市だけ、という関係性を紡いでいきます」。小栗と宮崎の共演シーンが一層、注目される。

 (※宮崎あおいの「崎」は「たつさき」が正式表記)

続きを表示

「仲野太賀」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年2月14日のニュース