伊藤英明 TBS日曜劇場で監察官を好演 共演の鈴木亮平から刺激「本当に“役者馬鹿”だと思います」

[ 2026年2月14日 11:00 ]

日曜劇場「リブート」から(C)TBS
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 俳優・鈴木亮平(42)が主演を務めるTBS日曜劇場「リブート」(日曜後9・00)の第4話が、2月15日に放送される。俳優・伊藤英明(50)は、表面的には明るく社交的だが、その奥に鋭い観察眼を秘める監察官・真北正親を熱演。そんな伊藤が、今作の根底にあるテーマや見どころ、共演は2回目という鈴木とのエピソードなどを語った。

 同作は、妻殺しの罪を着せられた平凡なパティシエ・早瀬陸が、自らの潔白を証明し真犯人を見つけ出すため愛する家族と過去を捨て、警視庁の悪徳刑事・儀堂の顔に変わる(=リブートする)という決意をする。嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒とうのスピードで展開していく“エクストリームファミリーサスペンス”。伊藤が演じる真北は、主人公をジワジワと追い詰めながらも、狙いは別にあるかのような素振りを見せるなど、不気味な存在感が目を引いている。

 ――最初に、今作への出演オファーを受けた際の率直な感想をお聞かせください。

 「脚本が黒岩勉さんとお聞きして、当然のように面白いドラマになると思ったので、すごくうれしかったですね。さまざまなテーマが盛り込まれた上質なサスペンスで、どんどん先が気になるようなストーリーにもすぐ引き込まれましたし、とにかく台本を読むのが楽しかったです」 

 ――伊藤さん演じる真北正親は、警察組織内の不正に目を光らせる監察官として、裏組織と密かに通じる儀堂歩(鈴木)を追い込む役どころですが、伊藤さんご自身はどのような印象を持たれていますか?

 「表向きは明るくて社交的ですが、その真意は計りかねるというか、何を思ってどんな目的があるのかという“含み”を持たせるシーンが多いキャラクターです。それに加えて人間関係が非常に複雑で、そこもこの作品の面白いところなのですが、僕自身もストーリーが進んでいく中で分かっていったこともあるので、真北というフィルターを通して、登場人物たちの複雑な関係性をうまく表現できれば、と思いました」

 ――“含み”という部分では、真北が儀堂に向ける笑顔に込めた「この人は(敵か味方か)どっちなんだ!?」という感じは、視聴者の皆さんも惑わされるのではないかと思います。

 「脚本が本当によくできているので、当初は演じていても少し惑わされるというか、迷うこともありました。セリフの一つ一つにちゃんと意味が込められていて、例えば「おはよう」というセリフでも、「その裏側に何があって声を掛けているのか?」とか。そういうことを考えるのもすごく楽しかったのですが、真意はどこにあるのかにも気をつけて(台本を)しっかり読み込みました」

 ――主演の鈴木亮平さんについて、他のキャストの皆さんが口をそろえてストイックだおっしゃっていましたが、伊藤さんから見た鈴木さんの印象はいかがですか?

 「鈴木さんはすごく一つの役に対して突き詰めるというか、例えば今回のような刑事役ならしっかりとその所作の勉強や資料を読み込んで、自分の中で深く理解して(その役を)作り上げていると、現場でも強く感じました。

 今回は二役でさらに人格は4人くらいある役を一人で演じるというのは、ものすごく大変だったと思いますが、現場ではカメラが回っていないところではおおらかで、芝居に入ると急にそのスイッチが切り替わる姿を見て、僕自身もそういうところは見習っていきたいと思いました「

 ――鈴木さんとの共演は何回目になりますか?

 「今回で2回目です。最初は映画「燃えよ剣」(2021年)という作品で、その時から現場に臨む姿勢や丁寧さも含めて謙虚な方だなという印象でした。当時は僕自身、いろいろと考え込んでいた時期でもあったのですが、鈴木さんの自身の役に対して人生を懸けて取り組んでいる鈴木さんの覚悟が見えて、ハッとさせられた瞬間がありました。そこから何年か経ってまたこうして共演できたのは、すごくありがたいことですし、感慨深いなと思いました」

 ――前回のように今回も、現場で鈴木さんから何か刺激を受けられましたか?

 「ものすごく刺激を受けました。言葉は悪いですが、鈴木さんは本当に“役者馬鹿”なんだと思います。本当に大変そうだなと思った時に声を掛けたら、「僕は役者が好きなんです、演じることが好きなんです!」と、屈託ない笑顔でおっしゃって。そういうところにも感銘を受けました」

 ――今作には真北を含め、気が許せないキャラクターが多く登場しますが、個人的に気になった人物はいましたか?

 「池田鉄洋さんが演じられている儀堂の上司・三上章大です。少し雰囲気が重いようなシーンでも、その場の空気を柔らかくするような箸休め的なキャラクターなので、面白い役だなと思います。ご本人も柔和で、面白くて、聞き上手で、とても癒やされるお人柄でした」

 ――最後に、伊藤さんが思われる今作の根底にあるテーマ、見どころを伺えますか?

 「おそらく他のキャストの皆さんも同じようにおっしゃると思いますが、やはり“家族愛”が核になっている作品だと思います。真北もストーリーが進む中で徐々に人間らしさを取り戻していくというか、本心をさらけ出していくと言いますか。やはりその根底にあるのは、早瀬をはじめとした登場人物たちの中にある、家族への大きな愛なのでは、と感じています。そういったことを頭の片隅に置いていただきながら、この複雑で上質なサスペンス作品を楽しんでいただけたらと思います」

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